ステップメールの「シナリオ」は、顧客の行動を購入に導くプロセスとして機能します。
適切なシナリオ設計により、顧客のニーズに応じたアプローチが可能になります。
ただし、事前にしっかりと構成を作っておかないと、望む効果は得られないでしょう。
この記事では、ステップメールのシナリオ作成の例とテンプレート、そして注意すべきポイントについて詳しく説明します。
ステップメールとは
ステップメールのシナリオとは
ステップメールのシナリオは、具体的な計画や流れを仮定した配信プランの「筋書き」を指します。
段階的に配信の筋書きを決めて、段階を踏んで顧客を教育しながらメッセージを送ることができ、効果的な訴求が可能となります。
ステップメールの成果はシナリオ次第で大きく左右されるため、事前のシナリオ設計が重要です。
ステップメールのシナリオ作成方法とシナリオ例
まず、作成を始める前に
まず、始める、前に以下をさらっておきましょう。
顕在層とは
潜在層とは
即実践できる!ステップメールのシナリオの流れ
どんな人にどんな行動をとって欲しいのか、ターゲットとゴールを決めましょう。
見込み顧客であれば商品を買ってもらうこと、既存顧客であればリピーターになってもらうことが一般的なゴールです。ターゲットが違えばゴールが違いますし、ゴールが違えば配信するコンテンツも異なります。
ターゲットが曖昧だと、その後のゴールもコンテンツも曖昧なものになってしまうので、最初に明確なターゲットを決めておきましょう。
他にも、PREP法やPASONAの法則などをセールスライティングのフレームワークをして活用すると良いでしょう。
シナリオテンプレート
ステップメールのシナリオとしては下記のようなテンプレートがあります。
- 1通目:登録のお礼・自己紹介・無料プレゼント
- 2通目:読者のメリット・課題認識・期待感
- 3通目:問題解決・有益な情報
- 4通目:問題解決・ストーリー
- 5通目:問題解決・具体例
- 6通目:お客様の声・体験談
- 7通目:購読のお礼・CTA
実際にそれぞれのテンプレートを見ていきましょう。
1通目:登録のお礼・自己紹介・無料プレゼント
まずはメルマガ・LINEに登録してもらったお礼をお伝えしましょう。
また、自己紹介も含めて配信に至った経緯や理由も触れておくとGOODです。
登録時の経緯や理由を明確に伝えることで、ユーザーがメールの価値を理解しやすくなります。そのため、配信前に簡潔に説明を加えることをおすすめします。
○○さん
はじめまして、□□です。
友達追加ありがとうございます!!
★★は「~~」などに向けたものになります。
~~を活用して今では~~な成果を出しています。
~~や~~のノウハウをお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに!!
今回、★★を登録いただいたお礼に、特別なメルマガ(動画)をご用意しました↓
(予告なしにページ締め切る予定なので、今のうちに受け取ってください)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
~~~~~~~
2通目:読者のメリット・課題認識・期待感
- 登録によるメリットの再確認
- ユーザーの課題の再認識
- 今後のコンテンツの期待感
1メリットを明確にしておきましょう。さらっと復習する程度が好ましいです。
再確認を促しつつ、次回への期待を高める一方で、問題提起も重要です。
□□が直接コンサルさせていただいてる方が○○な結果を出しました!!
○○までにかかったのはたったの○か月間です。
★★に登録していただいた方にはコンサルでお伝えしている内容も含めて、~~を得られる方法やヒントお伝えさせていただきます!
ぜひ、今後にご期待ください。
3通目:問題解決・有益な情報
- 期待感に答える有益な情報提示
そろそろ、ユーザーも我慢が来ています。
これ以上、引っ張ると「具体的なことがない」と思われ、解約されてしまうリスクが生じます。
そこで問題解決のための有益な情報を明示しましょう。
やばいです!!
また、○○円以上の成果がでました。★★を学び始めてから~~以上の成果を出す方が複数人でてらっしゃいます。
実は今回の方は○○を活用した”とあるサービス”を展開されてます。
とあるサービスはなんでしょうか??
ヒントは「~~~な~~~」です。
4通目:問題解決・ストーリー
- エピソードを紹介
読みやすく、かつイメージしやすいストーリー型式で紹介します。
できるだけ感情移入ができるエピソードにするのがコツです。
ストーリーの構成についてはまた紹介しますね!
□□さんは、~~で悩んでいました。
ある時、~~するには~~しかないと思い、いろいろ試しました。
そして、最終的にたどり着いたのが~~でした。
今では~~な生活を送れています。
その~~については、また次回紹介しますね!!
5通目:具体例を交えた商品・サービスの説明/未来像を提示する
- 具体例を交えた商品・サービスの説明
- 未来像を提示する
サービスや商品の説明をした上で、未来像を提示しましょう。
どうかけばいいのかは話が長くなりすぎるので、他の記事で解説しましょう!
ヒントは「権威性」・「熱量」・「信頼性」です。
ここでどれだけ登録者の消費意識を刺激できるかがポイントになります。
〇〇を利用することで、○○を解決し、○○を手に入れることができます。
○○は□□の実績をもとに再現性の高い内容になっています。
6通目:お客様の声・体験談・疑問、不安の解消
- お客様からの声/体験談
- 疑問、不安の解消
5通目の具体例の補完をしていきましょう。
具体例が実際に真実であるかどうか、サービスを利用した人のレビュー確認することで、説得力と安心感を持たせて消費意欲を高めます。
よくある疑問点や不安の解消を先回りしてレビューに入れ込めればよりGOODです。
多くの人が賛同しているものは、信じる気持ちも強まりますので、同じ商品・サービスを購入したお客がどうなったのか、多くの体験談を掲載しましょう。
○○さん「〇〇を選んで本当に良かったと思います。○○年も便利に使い続けています。」
〇〇さん「〇〇のおかげで時間にとらわれずに収入を生み出すことができるようになりました」
7通目:購読のお礼・CTA・限定・オファー・クロージング
- 購読のお礼
- 購入のアクション
購読のお礼と、アクションを促す段階に来ました。
今までのメールで、商品やサービスの購買意欲は十分に刺激されています。
最後のメッセージで、最後のひと押しをします。
これまでのメールをご覧いただき、ありがとうございました。
多くの方々を成功に導いている○○へのご参加(ご応募)、是非お待ちしております。
応募はこちら